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プレア・シアヌーク州の沿岸部は不動産業や観光業の発展により更なる変化を遂げている。
不動産企業センチュリー21メコンのチレク・ソクニムCEOは、「観光業が発展すると景気も良くなり、企業も不動産開発に投資する。同地は空輸と運輸が整備されビジネス拠点に適しており、また近隣諸国の沿岸地域よりも地価が安価であるため、不動産業の見通しは明るい」と述べた。加えて、中国の広東省との姉妹提携プログラムも活況を呈しており、2013年以来「一路一帯」構想は、中国の経済外交の目玉となっている。
また、美しい沿岸によりリゾートホテルでの投資も関心を集めており、最近中国の投資家グループ、カンボジアゴールデンシルバーガルフリゾートプロジェクトのコンソーシアムが30億ドルの国際リゾートセンターを建設する計画を発表し、次いで8月には、米国に本社を置く国際的なホテルグループが、マルチリゾート開発プロジェクトに1億2000万ドルを投資する計画を発表した。
公共事業運輸省は、プレアプレアシアヌーク州へのアクセスを容易にするため、19億ドルをかけてプノンペンから新しい高速道路の建設を発表している。資金は中国の無利子融資からで、道路建設は来年開始する予定だという。