(c)Phnom Penh Post
TNSカンボジアのゼネラルマネージャーは欧州商工会議所が開催したディスカッションで、「カンボジアの若い世代はソーシャルメディアの広告やコンテンツを一番受け入れやすいため、オンラインコンテンツやソーシャルメディアがメジャーな宣伝方法である」と語った。プノンペンポスト紙が報じた。
同氏は、「カンボジアでのインターネット接続が急速に増えている。人口1500万人の3分の1と都市に住む人の半数は、インターネットを利用している。平均的なカンボジア人は1日に2時間をソーシャルメディアに費やしている。アクセスは、パソコンよりもスマートフォンが多い」と述べた。
ある研究によると、カンボジア人ユーザーは、75%がソーシャルメディア上で、興味を持ったブランドの投稿をシェアするなど、ブランドコンテンツに対して非常に寛容だ。一方で古い世代へはデジタル広告はまだ浸透しづらい。
「人口の3分の2ははまだインターネットへのアクセス機会がないため、マスマーケットに製品を販売したい場合は、オンライン上だけでは足りない。若い人向けの製品ならば、オンラインはかなり有効だ」と同氏は語った。