(c)Phnom Penh Post
ブラウンコーヒーのシェムリアップ第1号店が、10月15日に正式オープンし、ブラウンの共同創設者であるチャン・ブンリャン氏は、「このシェムリアップ店は13店舗目で、近くプノンペンのトゥールコーク周辺に14店舗目をオープンさせる」と発表した。
同氏は、「シェムリアップには観光客が多いが、主要顧客は地域住民とし地元ファンを獲得したい」と話した。先週世界最大のコーヒーチェーン、スターバックスコーヒーがプノンペンに3店舗目を開店させたことに対して、同氏は地域住民が「コーヒーショップ」を体験する機会が得られるとポジティブな見方をしている。
コスタコーヒーフランチャイズの運用管理者は、「コスタコーヒーはシェムリアップで非常に人気だが、顧客の80%が観光客や外国人で、地元住民はほとんどが25歳以上だ」と述べた。また同氏は、「食品および飲料業界の成長率が27%なのに比べ、コーヒー産業は2016年で107%の成長を見せている。カンボジアには22の主要なコーヒーブランドがあり、現在116店舗が稼働している。コーヒーショップの数は2015年に比べて40%成長しており、カンボジアの人々が今までよりも頻繁に訪れている」と説明した。