(c)Phnom Penh Post
大手建設会社のOCIC(オーバーシーズ・カンボジア・インベストメント・コーポレーション)が進める不動産プロジェクト「オリンピア・シティ」のコンドミニアムが、2017年初めに入居者受け入れを公式に開始する。プノンペンポスト紙が報じた。
オリンピア・シティのチーフエンジニアによれば、700軒で入居準備が完了しており、全ユニットの90%がすでに売却済み。区分所有者の7割はカンボジア人で残りが外国人だ。プロジェクト全体の竣工は2019年の予定。
カンボジアの現在のコンドミニアム事情について、CBREカンボジアの副マネージャーは、供給が今後も増え続けていった場合、リノベーションなどで顧客を引き付けない限り、既存アパートメントが価格を上昇させるのは難しいと話す。
カンボジア不動産協会のキム・へアン会長は、「今後3~5年でコンドミニアム居住者はもっと増えるだろう。交通渋滞によって郊外からの通勤が難しくなっているため、人々は自然とコンドミニアムに住むようになる」と主張した。