カンボジアは1~10月にかけて130万人の海外旅行者を迎えたが、前年同期比で76.1%減少した。(c)Heng Chivoan
観光省は、来年の観光事業ライセンスの更新料金を免除すると発表した。
同省によると、来年の観光事のあらゆるタイプのライセンス更新料は免除されるものの、更新の申請そのものは例年どおり必要だとしている。また、来年新たに観光ライセンスを取得しようとする場合は通常の料金を支払う必要があるほか、期限切れのライセンスを持つ事業者は依然として金銭的な罰則の対象になるとした。
カンボジアでは、旅行代理店やツアーオペレーター、宿泊施設、娯楽施設、飲食店などは観光省の営業ライセンスが必要となる。
新型コロナウイルスの感染拡大により観光業界は経済的に深刻な影響を受けており、観光省の報告によると、カンボジアは1~10月にかけて合計126万7890人の海外旅行者を受け入れたが、前年同期比で76.1%減少した。