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フィリピンのセブ島、マニラを拠点とする格安航空会社、セブパシフィック航空は、シェムリアップとの往復便を停止した。これによりカンボジアとフィリピンの航空路線を提供しているフィリピン航空会社は1社のみとなった。クメールタイムズが報じた。
先週のフィリピンのマスコミ報道によると、同社の広報担当者は、「路線の実行可能性が懸念された」と述べており、停止の主な理由が利益を出すことが難しくなったためとされている。
セブパシフィック航空は、シェムリアップの観光名所であるアンコール・ワット遺跡群を訪れるフィリピン人観光客の数が増加している中、2012年に就航した。
今回の停止により、カンボジアへ直行便を提供している航空会社は、フィリピン航空(PAL)のみとなる。PALは昨年、プノンペンとマニラの航空路線を再開し、現在は週5便運行している。