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タオン・コン観光大臣は先週開催された観光イベントで、「ゼロドル観光」を提供している企業から観光業界を守ると述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
一部のツアーオペレーターが、観光客に低価格でツアーパッケージを提供する一方、観光客を連れて来る見返りに店舗から手数料を受け取っており、観光客に高価な商品の購入を強要していると指摘されている。
タオン大臣は、「これは国の評判を傷つける問題だ。観光客に失望させ再訪を妨げる」と述べ、ゼロドル観光を販売している企業を非難した。
カンボジア旅行代理店協会(CATA)のチャイ・シウリン会長もこの慣行の終結を求めており、約300社ある会員企業に対してゼロドル観光を提供しないことを勧めている。同氏によると、ゼロドルツアーを提供するツアーオペレーターの数は減少しているという。
今年の第1四半期は180万人の観光客がカンボジアを訪れ、対前年同期比で9.7%増加した。