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切符販売を担当する会社であるアンコール・エンタープライズによると、アンコール遺跡群の観光チケットの販売収入は、2019年上半期で5570万ドルに達し、対前年同期比で9%減少した。クメールタイムズ紙が報じた。
また、販売数は約124万4000人と8%減少しており、観光当局の責任者は、「減少の要因を分析し、よりサービスの質を強化していきたい」と述べた。
売上高の減少の原因について、カンボジア旅行代理店協会会長は、「中国からの航空機の運行便数が減少したことが影響している。一方でシアヌークビルなどの沿岸地域は便数が増加しており、中国人観光客が増加している」と述べた。
シェムリアップでは外国人観光客の国籍別では中国が一番多く、今年上半期には54万人の中国人が訪れているという。