(c)Khmer Times
観光省はプレアシアヌーク州において、同州沿岸部の観光関連の専門家や大学等からの支援により、観光ガイドの訓練を強化している。クメールタイムズ紙が報じた。
同省の担当者は、「観光客の増加に伴い、サービスへの需要も増えており、専門的な訓練は観光客に信頼できるサービスを提供する上で重要な要素だ。カンボジアには専門的で責任ある倫理的な観光ガイドが必要とされている」と話した。
同省によると、観光ガイドの訓練は、行政や民間企業、NGOの協力を得て行なわれ、英語での研修生10名、中国語での研修生14名の計24名がトレーニングを通過したという。この4カ月にわたる訓練には、3カ月間の理論的な現地調査、そして1ヶ月のインターンシップが含まれている。
今年の上半期にシアヌークビルを訪れた観光客は約25万人に達し、2016年の同時期に比べ10.65%上昇しており、そのうち中国人観光客は5万8943人だった。この堅実な成長は、カンボジアの若者に雇用機会を提供している。