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環境省のサイ・サムアル大臣は、環境保護団体らに対し、シェムリアップ州のプノン・クーレン国立公園を保護を呼びかけた。クメールタイムズ紙が報じた。
サイ環境大臣は、今年のアンコール遺跡救済国際委員会で、保護地域内での家屋建築や違法伐採によるゴミ問題を指摘した。同省は、環境を保護を目的に国立公園内に20万本の植樹を行ったという。
アプサラ機構のメンバーでもある文化芸術省のプオン・サカナー大臣は、プノン・クーレン国立公園とアンコール考古学公園では、50の地域で緊急の保護活動が必要であり、「いくつかの寺院は時代とともに腐敗しており、それらは専門家の保護を必要としている」と語った。
シェムリアップのアンコール・ツアー・ガイド協会会長は、「地元や外国からの観光客は、その自然の美しさや寺院、滝を見るために、プノン・クーレン国立公園に非常に興味を持っているが、公園内のゴミについて不満を訴えた観光客もいた」と述べた。