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10月1日に国営アンコール機関によって発表された報告書によると、アンコール遺跡群の今年最初の9ヶ月間について、チケット収入は4400万ドル、外国人観光客数は156万人だった。これは前年同期に比べそれぞれ2.5%、2.57%増加している。また、9月だけでは、チケット収入は前年同期比4.7%増の360万ドル、来場者数は9.1%増だった。
なお、「チケットには1日、3日、7日と期間に応じて3種類あるが、ほとんどの収入は1日パスによるもの」(アンコール機関関係者)だった。
アンコール機関が8月に発表した声明では、来年2月から、外国人用チケット価格を値上げし、1日パスは20ドルから37ドルとなった。3日間用と7日間用はそれぞれ、40ドルと60ドルから62ドルと72ドルに値上げされた。
専門家によると、アンコール遺跡群を訪れる観光客数は、観光シーズンのピークである10月から12月終わりに増加すると予測される。