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  • 法律
  • 2016年8月13日
  • カンボジアニュース

タバコ政策に従わない販売店は最大250ドルの罰金が科される[法律]

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(c)Khmer Times

 8月12日、プノンペン都ドーンペン区で行われた禁煙環境を推進するワークショップで、タバコ政策に従わない販売店は最大100万リエル(250ドル)の罰金が科されると発表された。

 タバコは、ガソリンスタンドやその近隣店舗、火災の危険性があるレストラン等では販売されず、ルールが破られた場合は店舗オーナーに対し、罰金10万リエル(25ドル)から100万リエル(250ドル)の処罰を受けるという。

 ドーンペン区の責任者は、「店舗所有者は禁煙標識をはっきりと表示し、灰皿を置いてはならない。守らなければ5万リエル(12.50ドル)で処罰される。またパッケージの55%を占める絵とクメール語での警告メッセージが無いタバコは販売できない」と述べ、「ゲストハウス、ホテル、レストラン、食料品店、コーヒーショップ、クラブ、ビル全体への禁煙表示を言い渡し、保健省は販売店教育のため職員を動員している」と話す。

 米国癌協会(the American Cancer Society)と世界肺財団(World Lung Foundation)によるタバコ・アトラスによると、毎年1万人以上のカンボジア人がタバコが原因で命を落とし、毎日約1000人以上の子供、230万人以上の大人がタバコを吸っているという。

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