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2023年の調査データに基づく英国のウェブサイトcable.co.ukの最新の分析によると、カンボジアは1ギガバイトのモバイルデータの価格が安い国のランキングで5位に位置しており、東南アジアの国々の中で最も安価である。
カンボジアの平均価格は1GBあたり0.12ドルで、世界の237の地域や通信プロバイダ、5603のモバイルプランを対象とした調査で5位にランクインした。
ASEAN諸国の中では、カンボジアは地域で最も手頃な価格を提供している。
次に安いのはラオスで、世界ランキングでは14位に位置し、ミャンマー、シンガポール、フィリピンもトップ50に入っており、1ギガバイトあたりの平均価格は0.99ドル、0.63ドル、0.59ドルであった。
最も高価な国はジンバブエで、1ギガバイトあたり43.75ドルとなっている。
調査結果によれば、最も安価な国の5つはイスラエル、イタリア、フィジー、サンマリノ、カンボジアであり、それぞれの1ギガバイトあたりのデータ料金の平均は0.02ドル、0.09ドル、0.09ドル、0.10ドル、0.12ドルであった。
米国は、1ギガバイトあたりの平均コストが6ドルで、世界で最もモバイルデータが高価な国の一つであり、世界ランキングで219位となっている。
cable.co.ukの消費者通信アナリストであるダン・ハウデル氏は、「データの価格が全体的に下がってきている。多くの国が1ギガバイトのモバイルデータを2ドル未満で提供している。2019年の状況とは大きく異なる」と述べた。
なお、この調査のカンボジアのサンプルは、2023年2月に取られたものである。