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カジノ運営会社のナガワールドの親会社であるナガコープは15日、シェムリアップ州に3億5000万ドルを投じて、カジノを併設しない大規模な統合型リゾート(IR)を開発する計画を発表した。プノンペンポストが報じた。
アンコール・レイク・オブ・ワンダー(ALOW)と暫定的に名付けられたIRは、アンコールワットの外側制限区域南側のスラ・クラム地区の75ヘクタールの敷地に開発される。2025年までに完成予定。
シェムリアップ州行政局長は、「この投資は観光省のマスタープランに沿ったものだ」と述べた。
ナガワールドは、プノンペン都で唯一のカジノの営業を認可されているが、今年上半期の売上額は3億7750万ドル(前年比57.7%減)、純利益は約2060万ドル(前年比約92%減)と新型コロナウイルスの影響を大きく受けている。