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カンボジア政府と観光事業の専門家は、新型コロナウイルスパンデミックの最中に観光客をカンボジアに引き付けるための措置として、中国人を優先した対策を話し合っている。クメールタイムズが報じた。
観光省は27日、民間セクターとの特別観光政策に関する協議会を開催し、同省により承認された宿泊施設や飲食店を限定したツアーパッケージの設計し、カンボジアと中国の間を国際チャーター便で繋ぐ可能性を提案した。なお、これには旅行者は保健省の指導の下、衛生措置を厳守し、カンボジアでのツアーガイドと保険の手配も含まれている。
観光業の回復に向けて民間セクターから意見を集めたが、会合に参加した太平洋アジア旅行協会(PATA)カンボジア支部会長のトウン・シナン氏は、「中国は購買力のある潜在的な市場であると理解するが、観光業にとってタイやベトナムとの国境の開放の方が重要だ」と述べ、政府と民間部門は見解が異なることを指摘した。