(c)Khmer Sight Foundation
視力関連のNGO、クメール視力財団によると、カンボジアには18万人以上の視覚障害者がおり、そのうち1万人程度が余儀なく失明に苦しんでいるという。クメールタイムズ紙が報じた。
こうした原因は、75%は未治療の白内障によるものとされ、残りは矯正されていない視力、緑内障、角膜の瘢痕化や翼状片などだ。
カンボジアには1500万人の人口ながら50人しか眼科医がおらず、同財団は、過去10年間にわたり、次世代の眼科医を教育するため、外国人専門家の招聘など眼科医不足の解決を試みてきた。
代表の1人、スニル・シャー教授は、「外国人の外科医を連れてくることは持続可能ではない。国内の需要に合った眼科医を供給するには少なくとも250人の熟練した眼科医がいるべきだ」と述べた。