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3月27日、マカオ特別行政区の崔世安((フェルナンド・チュイ)行政長官とシェムリアップ州のキム・ブンソン知事は、シェムリアップとマカオとの間で、姉妹都市関係を構築する覚書を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。
州知事は、「この覚書は、中国からカンボジアへの貿易、投資、観光客を促進するうで、非常に重要だ。シェムリアップは中国の州都と23の姉妹都市を結んだ結果、12の航空会社が中国からシェムリアップへの直行便が就航された」と述べた。
カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ事務総長は、「観光客誘致と投資拡大に姉妹都市の締結は良いことだが、世界遺産であるシェムリアップに、マカオのカジノ産業誘致をするわけではない」と釘を刺した。
シェムリアップの観光データによると、2017年には、前年比9.93%増の550万人以上の国内外の観光客が訪れており、うち中国人観光客は91万107人。中国は観光客の源泉となっている。