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  • 経済
  • 2017年11月16日
  • カンボジアニュース

MFIへの海外からの融資資金の利子 源泉徴収税を軽減[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 経済財務省は、海外からの融資資金の利子の源泉徴収税を14%から10%に引き下げることで、マイクロファイナンス(MFI)の税負担を軽減することを決定した。プノンペンポスト紙が報じた。
10月27日に財務大臣によって署名され、2018年末まで継続する予定だという。

 カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)の事務局長は、「今回の政策によって削減された費用を、顧客に還元する必要がある」と述べた。同氏によると、上位7社のMFIの総負債額は、昨年の時点で13億3000万ドルに達しており、このうち、10億9000万ドルは海外からの融資だという。

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