(c)Phnom Penh Post
マレーシア系電力供給会社のペステックインターナショナルは、インド中南米地域におけるプレゼンス拡大のため、カンボジア子会社を来年1月に1800万ドルに増資すると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
同社CEOは、2018年第2四半期にぺステックカンボジアを上場させる意向と、同社がぺステックカンボジアの株式の40%を取得する、と日本経済新聞に話している。
同氏は、「マレーシアのRHB銀行をIPOのアドバイザーとして任命した。我々はカンボジアをインド・中国市場に浸透させるためのハブにと考えている。またラオスとミャンマーも電気需要を増やしており、そのコストコントロールのためプラントを設立する」と述べた。
ぺステックカンボジアは、2013年6月に最初の送電線プロジェクトを完了し、現在クラチェ州とコンポンチャム州との間に230キロボルト、9200万ドルの送電線と、コッコン州のストゥンタタイ水力発電ダムとプノンペン間に23万キロボルト、1億ドルの送電線を開発中だ。
ぺステックインターナショナルは2012年にマレーシアで上場し、現在19カ国で事業展開をしている。