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シアヌークビル自治港(PAS)の拡張プロジェクトの一環として、新たなコンテナターミナルの建設が行われる。建設は、2018年末か2019年の早い時期から2022年末か2023年までを予定しているという。クメールタイムズ紙が報じた。
PASの取締役は、「国際協力機構(JICA)のFS調査の末、日本が約2億900万ドルの低金利融資をした。既存のコンテナターミナルは2023年までに超過すると予想され、拡大は容量の急増に対応する。新コンテナターミナルは、幅350メートルで貨物輸送施設を備えており、来年、開発パートナーと共に設計を検討し、現在の45万TEUから2023年には100万TEU以上に拡張させる」と述べた。
カンボジアコメ協会(CRF)のフン・ラック副会長は、「新しいコンテナターミナルにより、カンボジアからEUへの貿易コストが下がり、コメ輸出に有利になる。輸送が少し便利になり、電気代も安くなることが良い」と述べた。
公共事業運輸省によると、2015年PASは幅330メートル、深さ13.5メートルの多目的港建設のため7420万ドルのプロジェクトを開始しており、現在約65%が終了、来年までに完成する必要があるという。
PASの今年上半期の総売上は2540万ドルで、前年同期から2.04%増加している。