民間の物流企業は、港内の新しいサービス料金に対し懸念を表し、公共事業運輸省との会合を要求している。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア商工会議所と物流企業との間で行われた会合では、参加者から新たに追加されたコンテナ・インバランス・チャージ(container imbalance charge=CIC)や、コンテナ取扱い料金(terminal handling charges=THC)の高コスト、陸上の物流における不正競争、ベトナムとの国境を越えた運送問題など、9つの問題が提起された。各企業は、様々なサイズのコンテナに科される罰金に不満を抱いており、また同省に対し交通事故の削減に役立つコンテナトラックドライバーの訓練学校の開設を要求している。
カンボジア貨物運送協会(CamFFA)の会長は、かつては請求されていなかったCICが今では100ドル以上となり物流コストを押し上げていると指摘。
また同氏はカンボジアの港湾価格は依然としてベトナムやタイに比べて高価でありながら、CICとTHCのコストも近隣諸国に比べ高いため、同省に対し問題解決に努めるよう要請するとともに、同省との会合を要求していると述べた。