カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2017年3月12日
  • カンボジアニュース

中国最大の春秋航空 プノンペンと上海、深センの直行便を開始[経済]

news_20170312
(c)Khmer Times

 中国の航空会社、春秋航空は3月28日から毎週3回、プノンペンと上海、深セン間の直行便を運航すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 春秋航空は2015年から、シェムリアップ―成都間で週4便の直行便を運航しており、同社の副社長は、「低コストの運用モデルと価格の優位性により、潜在的な市場をさらに発見したいと考えている」と述べ、民間航空庁の広報官は、「このルートは、増加する中国人観光客の需要に応えるのが目的だ」と話した。

 エミレーツ航空も今年2月、ドバイ―プノンペン間の直行便を7月から運航することを発表しており、業界関係者は、「直行便の増加は投資家と観光客の双方を惹き付ける」と述べ、太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel Association=PATA)のカンボジア支部会長は、「航空会社の数が増えるとチケット価格は下がり、訪問客数が増えるだろう」と話した。

 カンボジアエアポート社が2月に発表したデータによると、2016年の3つの国際空港の乗客数は、前年と比較して8.5%増加、プノンペン国際空港は約399万人の乗客を受け、10%の2桁成長を維持したという。

春秋航空が属する上海春秋国際旅行社グループは、昨年10月に観光省との間で観光開発の覚書を調印している

関連記事
政治
シアヌークビルの未完成建物問題、政府の支援策に期待も解決は未だ[政治]
(10月30日)
経済
中国の広州地下鉄グループが新国際空港へ接続するMRTの構築を提案[経済]
(10月23日)
観光
2023年1~8月間、カンボジアの航空旅客数が大幅に増加[観光]
(09月12日)
経済
シェムリアップ・アンコール国際空港の建設は98%完了 カンボジア[経済]
(07月10日)
労働
カンボジアエアポート、抗議した一部従業員を解雇[労働]
(01月28日)
経済
シアヌークビルに大型ショッピングモールがソフトオープン カンボジア[経済]
(10月05日)
あわせて読みたい
特集
タオン・コン観光大臣が語る、観光大国カンボジアの実現
特集
スン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣が語る、カンボジアの努力と発展の可能性
特集
トップインタビュー トーマス・インターナショナル・サービス クリストファー・トーマス (1/2)
業界
直行便は、時間の節約が大事な日本人投資家やビジネスマンの方々にとって有益
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース