(c)Phnom Penh Post
カンボジアの大手携帯通信事業者6社の大半が、携帯電話の音声とデータ通信のサービス料金について過度な価格競争を停止することに合意した。プノンペンポスト紙が報じている。
カンボジア電気通信規制機関(TRC)の広報担当によると、現在携帯通信事業者各社は他社との競争に勝つため、音声通話サービスやデータ通信サービスで大幅割引キャンペーンを展開している。しかし、過度な価格戦争により企業が疲弊する恐れがあるため、TRCは6社の通信事業者と会談し、TRCの登録した価格設定基準を守るよう改めて呼びかけた。
大半の事業者が来週から大幅割引キャンペーンの実施を中止することで合意し、協定を遵守せずに引き続き規制当局の要求を下回る価格を提示する事業者に対しては法的措置が講じられる。
来週以降からの大幅割引キャンペーンの実施は中止される予定だが、すでに割引パッケージで購入した消費者に対しては割引価格での利用を保証すると付け加えている。