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観光業関係者は、今年3日間の中華正月は、去年と比べて海外へ旅行するカンボジア人が増えたと話す。クメールタイムズ紙が報じた。
B2Bカンボジアトラベル&ツアーのマネージングダイレクターは、「中華正月中に海外旅行するカンボジア人は300人、前年同期比約50%増だった。目的地は、マレーシア、タイ、シンガポール、韓国、日本、ヨーロッパ、米国。そのうち大半は平均5日間のパッケージ旅行でシンガポール、マレーシア、タイを訪れた」と述べた。
また、増加の理由ついて同氏は、「以前より生活水準が向上し、インターネットで他国の観光情報を得られるようになったことが海外旅行に繋がった。コスト感覚は外国人に似ており、買い物が大好きだ」と話す。同氏によると、パッケージツアーは、国によって300ドル以上の費用がかかるという。
VLKロイヤルツーリズムの社長は、「中華正月に海外旅行をするカンボジア人は500人近く、約20%の増加が見られた」と話し、「行き先の多くが香港、その他はヨーロッパ、台湾、マレーシア、韓国、中国だった。旅程の日数はアジアなら7日間だが、米国やヨーロッパへは10日間だった」と語った。
スカイキングトラベル&ツアーのCEOは、「中華正月期間中、主にヨーロッパ、日本、韓国、オーストラリアに750人のカンボジア観光客を送り出した。顧客は、香港、シンガポール、マレーシア、タイへの旅行を好み、パッケージツアーの価格は、タイ、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、日本、台湾が300~600ドル。ヨーロッパでは2500~3500ドルかかる。カンボジアは景気が良好で、人々も近隣諸国以外の国々への旅行を希望している」と語った。
観光省は、観光客として海外に旅行するカンボジアの数は130万人以上に増加し、昨年の同時期に比べて19%増加したと発表している。