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カンボジアはインフラ整備の需要に応えるため、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への融資申請を検討すると発表、1月17日、AIIB副総裁兼最高投資責任者(CIO)のD.J.パンディアン氏と経済財政省ボンセイ・ビソット長官とが会談した。
AIIBは、2013年に中国によって提案され、アジア太平洋地域におけるインフラ整備の支援に重点を置いており、カンボジアは、他49か国のメンバーと共に2015年6月29日に北京で協定に署名している。
パンディアン氏は来訪の目的について、「カンボジアでのインフラ整備の必要性と融資申請の需要確認のため、カンボジア政府との協力体制をフォローアップすること」だと話し、ボンセイ長官は、「AIIBは経済発展と貧困削減のため非常に重要な役割を果たす。現在、AIIBへの融資申請に関する政策はないが、借入の可能性と価値を再確認している。2018年に、2019年~2023年の債務戦略を計画している国が融資を受けることができる」と述べた。