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2017年中にイタリアが商工会議所ができる。クメールタイムズ紙が報じた。
トパーズレストランを運営するタリアス社のCEOであり、カンボジア欧州商工会議所会頭のアルノー・ダルク氏は、パン・ソラサック商業大臣との会合で発表したもの。
ダルク会頭は、「イタリア商工会議所は、両国の投資拡大を推進し、より多くの雇用を創出する。イタリアは国内に大使館がないので、欧州商工会議所と事務所を共有する。欧州商工会議所に約40社の伊系企業が所属している」と話す。
また、カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭は、「伊系企業が投資情報を得るのに役立つ」とこの動きを歓迎し、「カンボジアの若い労働力を求めて、多くのEU加盟国がカンボジアを注目しており、イタリアからの投資も増えるだろう。カンボジアは原材料も豊富で、地理的に優れており、他の開発途上国と比較して良好な投資環境であることも後押しする要因だ」とクメールタイムズ紙に語った。
カンボジア―イタリア間の貿易総額は、2012年の1億4440万ドルから2014年には2億4420万ドルへと大幅に増加しており、2014年のイタリアへの輸出額は1億6130万ドル、イタリアからの輸入額は8290万ドルだった。