建設機械の輸出入を行う大手中国企業、徐州建設機械グループは、11月4日、カンボジアでの事業拡大を発表した。
徐州建設機械グループは1989年に設立され、杭打ち機械やコンクリート機械、ホイスト、地ならし、道路建設やメンテナンスなどの建設機械を多く生産し、中国で最大の建設機械会社である。
同社のアジア太平洋地域における輸出入部門のダイレクターは、「我々は中国で最大であり、製品はワールドクラスだ。2014年にプノンペン事務所を開設し、890万ドルの収益を獲得した」と述べ、「会社の次なるステップとして、カンボジア開発のため、他の建設機械を輸入し、さらに2017年にはバッタンバンとコンポンチャムで2つの事務所をオープンさせる」と話した。
また同社の室長は、「地ならし機械、道路建設機械、コンクリート機械、杭打ち機械、大型トラックなどは既にカンボジアで扱っており、来年は、水平掘削リグやクレーンなどの製品を輸入する。また、灌漑の構築に建設機械が必要とされており、今後は農業に焦点を当てる。カンボジアはインフラを欠いており、いくつかの建設会社と協力する予定だ」とクメール・タイム紙に語っている。