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継続的な経済成長と観光客の増加を背景に、日系不動産会社のスターツ(カンボジア)社は、プノンペンに4つ星ホテルの建設を開始していると発表した。
同社の責任者は、「GDP成長率と外国人観光客数の成長につれ、カンボジアは健全な経済成長を遂げており、5000万ドルを投資してプノンペンで4つ星ホテルの建設を行う。また、1人当たりの所得も若い労働力の成長に伴い増加し続けるだろう」と話した。
同氏は、ホテルの名前を「スターツホテルエミオンプノンペン」として、東京にある同企業の既存ホテルをモデルにすると述べ、2300平方メートル、2018年の完成を予定している。
カンボジアホテル協会の会長は、以前クメール・タイムズ紙に、「昨年プノンペンで約20の大中規模のホテルがオープンし、シェムリアップはさらに多かった」と話しており、「内訳は、5つ星ホテル5つ、4つ星ホテル20、3つ星数百だった」と付け加えている。
日系ホテルの東横イン株式会社は、昨年1400万ドルを投じて、プノンペンに23階建てのホテルをオープンしている。
カンボジア観光省によると、今年上半期のカンボジアへの観光客数は、前年同期比2.6%増の236万人に、日本人は、3.6%増の約9万だった。