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  • 社会
  • 2018年7月23日
  • カンボジアニュース

捕獲や違法伐採によりトラ減少 カンボジア[社会]

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(c)Khmer Times

 カンボジアの世界自然保護基金(World Wide Fund for Cambodia)は、野生動物や天然資源を保護するために、野生動物の捕獲、密売、違法伐採を断つよう政府に要請している。クメールタイムズ紙が報じた。

 WWF-Cambodiaのダイレクターは、「世界のトラの数は2016年には約3900頭と推定され、3200頭だった2010年に比べてやや上昇した。しかし、この数字は、約10万頭いた20世紀初頭の数字に比べて95%減少している。」と述べた。

 同氏はまた、「違法な野生動物の捕獲に加え、森林の伐採、あらゆる野生動物貿易などの違法行為も直ちに停止する必要がある。そうでなければ、私たちの生きた国家遺産としての野生動物は、復元できない程度に荒廃するだろう」と付け加えた。

 昨年9月には、環境省、WWF、インドの環境パートナーの専門家が、モンドルキリ州のシュレック野生動物保護区でトラの地域を設立するという技術的側面と法的側面について話し合った。

 この計画は、天然資源を保護し、カンボジアの森林にその動物の存在を創出する試みで策定された。

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