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  • 経済
  • 2017年7月11日
  • カンボジアニュース

ASEANマクロ経済リサーチオフィス カンボジア縫製業に改善求む[経済]

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(c)Khmer Times

 ASEANマクロ経済リサーチオフィス(AMRO)は、カンボジア政府とカンボジア縫製業協会(GMAC)に対し、 縫製業を改善に向けた報告書を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 AMROは6月21日~28日のカンボジア訪問を経て、今月3日に衣類分野の更なる成長を確実にするための報告書を発表。

 同報告書では、公共部門の能力を向上させ、より多くの設備投資に向けて予算配分を再調整することは、成長見通しを強化するために不可欠だと述べられている。

 また、人件費の上昇とインフラの不均衡に直面して、インフラ投資と構造改革の必要性をより強く支持する必要があると述べ、また労働品質の向上、貿易円滑化の改善、物流費と電力コストの削減は、多様化の兆しを見せている業界の持続可能性を確実にする鍵となると指摘している。



 GMAC次長は、「GMACにとって人件費は最も重要なことであり、すべてのインセンティブ、ボーナス、時間外労働を加えれば、労働者は約200ドル以上を稼いでいる」と語り、「多国に比べ賃金はまだ低いと言われるが、生産性と就業日数を考慮すると賃金はほぼ同じだ」と指摘した。

 また、「物流については、運送費用はかなり妥当であると述べているものの、書類作成やその他のサービス料が非常に高く、一部の省庁における長くて複雑なプロセスが企業の財政的損失につながる」と同氏は付け加えた。

 縫製業はカンボジアの経済成長を支える主要な産業の一つであり、輸出はカンボジアの輸出総額の70%以上を占めている。AMROは、インフレ率約4%の到達で、2017年にカンボジア経済が6.9%成長すると予測している。

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