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  • 2016年12月18日
  • カンボジアニュース

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領 カンボジアに訪問 キット・メン会頭と会談[経済]

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(c)Khmer Times

 カンボジア商工会議所(CCC)の副会頭リム・ヘン氏は、「フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の2日間の訪問中、カンボジアとフィリピン、相互の貿易と投資増加のため、CCCのキット・メン会頭と会談した」と発表した。

 同氏は、「ドゥテルテ大統領が、お互いを理解するため、またポテンシャルのある投資分野について話し合うため、民間企業とも会いたいと話しており、カンボジアがEUやアメリカ市場への貿易について非課税なので、より多くのフィリピン人投資家に来てほしいと述べていた」と話し、国内外での送金と法的手続きを容易にすることについて議論し、近い将来さらに多くの会議を設けることに合意した。一方、「我々はまだフィリピンのポテンシャルのある投資分野を見ていないが、大統領は、農業、不動産・建設部門を挙げており、フィリピンに行く場合はサポートすると述べた」と付け加えている。



 キット会頭は、「フィリピンからプノンペンへの直行便についても議論した」と述べ、フィリピンの観光局長は、「カンボジアを訪れるフィリピン人が年間7万人なのに対して、フィリピンを訪れるカンボジア人は2000~3000人しかいない。プノンペンとの直行便就航に向けて、セブ・パシフィック航空はすでにマニラからシェムリアップの直行便を提供している」と述べた。

 カンボジア航空は当初、サンミゲル社によるフィリピン航空(PAL)とロイヤルグループとの合弁会社として2013年6月、カンボジアの新しいキャリアとしてスタートする予定だったが、 2015年、フィリピン航空が合弁から撤退し、ロイヤルグループは新しいパートナーを探しているとクメールタイムズ紙が報じていた。

 カンボジア観光省のデータによると、今年10月までのフィリピン人観光客は、前年同期の6万7000人に比べて、8万8000人と30%近く上昇している。

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