カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2016年12月8日
  • カンボジアニュース

ブン・モニー氏、サタパナ銀行CEOを辞任 別のマイクロファイナンス機関へ[経済]

news_201612082
(c)Cambodia Business Partners

 カンボジアの著名銀行家ブン・モニー氏が、長年務めてきたサタパナ銀行のCEOを辞任した。ブン氏は、小規模NGOからマイクロファイナンス機関サタパナを立ち上げ、国内第3位にまで押し上げた。最近サタパナは商業銀行へと転身したばかりだ。

 プノンペンポスト紙によれば、同氏は今月1日にサタパナ銀行を辞任しており、すでに新設マイクロファイナンス機関のヴィタイ・マイクロファイナンスの理事長に就任している。同機関は今年10月31日にマイクロファイナンスのライセンスをカンボジア中央銀行より付与された。

 同氏はプノンペンポスト紙の取材に対し、「難しい決断だった。サタパナは日本からの投資によって商業銀行になったが、方向性に相違が生じた。文化的相違もあり、一緒に働くのが難しくなった」と語った。

 サタパナ銀行の総資産額は7億7200万ドルで、マイクロファイナンス機関サタパナ社と日本企業のマルハン・ジャパン銀行との統合により設立された。貸付残高の総額は5億3300万、総預金額は3億6700万。

 ブン氏は、「私の関心は、クレジットを必要とする人々のために融資をすることだ。ヴィタイ・マイクロファイナンスはカンダール州とプノンペンにしか拠点のない小さな機関だが、今後の拡大を期待している」と語った。

 また、「カンボジアでのマイクロファイナンス業界は過去20年間で大きく変化してきたが、今後も成長する余地がある。外国から業界へ引き続き投資されることにも期待したい」と述べた。

関連記事
経済
MFIへの海外からの融資資金の利子 源泉徴収税を軽減[経済]
(16日)
経済
ローンポートフォリオの最低10%をリエル建てに 金融機関にとって挑戦[経済]
(10月07日)
経済
カンボジア国立銀行 約4億ドル分の米ドル購入[経済]
(07月30日)
経済
カンボジアの金融業界 預金者と預金残高が大幅に増加[経済]
(07月26日)
経済
アクレダ銀行 ロゴ変更後カードの発行をスタート[経済]
(06月23日)
経済
中央銀行 マイクロファイナンス機関に対し、金利上限の遵守に関する現地調査を開始[経済]
(06月09日)
あわせて読みたい
特集
日本企業ならではのサービスや従業員教育を市場流入させたい
特集
隠れた“フィンテック先進国”カンボジア ~スマホ・携帯による送金額は国内総生産の半額規模にまで到達、急速に普及する金融×IT先端サービスの行く先は?~ (2/4)
特集
隠れた“フィンテック先進国”カンボジア ~スマホ・携帯による送金額は国内総生産の半額規模にまで到達、急速に普及する金融×IT先端サービスの行く先は?~ (1/4)
特集
本音調査アンケート 調査リポート02―マイクロファイナンス
特集
急拡大するカンボジアのマイクロファイナンス市場。存在感を増す日系企業の参入と巨額投資、そのマネーが向かう先の実体は?(3/3)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース