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  • 経済
  • 2016年10月20日
  • カンボジアニュース

カンボジア中央銀行、新たなリエル流動性供給手段を実行[経済]

 10月18日、カンボジア中央銀行(NBC)は、証券担保型流動性供給オペレーション(Liquidity-Providing Collateralized Operation=LPCO)として400億リエル(約1000万ドル)を3%の金利で、新たにマイクロファイナンス機関(MFI)や商業銀行に貸し付けると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 LPCOとは、脱ドル化を志向するNBCにとっての現地通貨リエルの流動性を高める新たな方法だ。金利や供給総額はMFIや銀行などからの入札で決定され、毎月実行されるとしている。

 NBCのチア・セレイ総局長は、「LPCOによりリエル利用が促進されれば、現在の高金利の低減化に繋がる。そこから基準金利の確立も可能だ」と説明した。

 アクレダ銀行のソー・フォナリー副社長は、「LPCOはMFIや他の金融機関にリエル通貨の使用を奨励するものだ」と語ったが、「我々は取引を行うのに十分なリエルを持っている」と今回の入札には参加しなかった。

 また、LOLCマイクロファイナンスのCEOは、「ここ6カ月間は、干ばつの影響で農業従事者が融資を申請しなかったので、十分にリエルがあったが、次回の入札には参加する予定だ」と述べた。

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