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国家警察の報告書によると、今年第1四半期におけるカンボジア国内の外国人が関連した刑事事件で、最も多い加害者と被害者は共に中国人であった。クメールタイムズ紙が報じた。
今年第1四半期で外国人が関連した刑事事件は82件発生しており、前年同期55件と比べ33%増加した。
逮捕された341人の外国人の内訳は、中国人241人、ベトナム人49人、タイ人26人、韓国人4人、アメリカ人3人。事件の主な発生場所は、プレアシアヌーク州、シェムリアップ州、およびプノンペンだった。
また、被害者にあった外国人は35カ国211人で、前年同期比で約15%増加した。被害者の内訳は、中国人98人、フランス人12人、イギリス人11人、ドイツ人9人、そしてアメリカ人7人だった。
国家警察の広報官は、「カンボジアには多くの中国人投資家がいるため、驚きはしていない。取り締まりによりさらに多くの犯罪が発見されている」と述べた。
政治アナリストのソック・サコウン氏は、「国家警察は中国の投資家や観光客が関与する犯罪を監視するための特別委員会を設置すべきだ」と述べた。