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カンボジア内務省のソー・ソカ大臣は、現在115ドルであるパスポートの発給申請にかかる手数料の値下げを検討するよう担当部署に指示した。クメールタイムズ紙が報じた。
9月4日、同大臣は内務省のリーダーたちとの会合中において、カンボジアのパスポートの発給申請にかかる手数料が、一部の隣接国より高額であるとして、すべての市民が申請できる価格にするよう指示した。
同大臣は、「パスポートに関しては、現在100ドル以上の費用がかかるので、少し下げるべきだと考えている」と述べた。
しかし、ある専門家は、「海外旅行を楽しめる人々は、発給費用を遥かに超える旅行費用を支出できる人々であり、パスポートを申請費用を下げたところで何も変わらない」と述べた。
また、あるアナリストは、「海外出稼ぎ労働者のパスポート費用は職業をあっせんする業者が負担する場合が多い。仲介業者にとっては喜ばしい措置だろう」と述べた。