カンボジア高等教育協会会長のヘン・ワンダ氏
新年度に高等教育機関に入学した学生の数は例年に比べて減少した。
カンボジア高等教育協会の会長であるヘン・ワンダ氏によると、新型コロナウイルスの感染拡大以降、「すべての私立大学で一部の学生が授業料の支払いを停止している」と述べた。
同氏によると、自身が運営する私立大学ではパンデミック前の年と比較して学生が約40%減少し、他の学生は一時的に勉強を中断して授業料の支払いを止めたという。同氏は、「他の大学にも確認したが、自分の大学の入学者数が最も多いことを知った」と述べた。
また、プノンペンで勉強を続ける学生の約80%は地方出身で、滞在費などの生活費と学費を支えるため就労しなければならないが、働き先を見つけることが容易ではない。