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入国管理局が今年から開始した新たな電子申請制度が、外国人居住者の間で波紋を呼んでいる。クメールタイムズが報じた。
インタビューを受けた外国人居住者によると、45分間に及ぶインタビューにおいて、アプリを設定し自分の住居を記録するように指示され、写真や賃貸契約書、パスポート等の提示を求められたという。
同局高官は8日、「ホテルやゲストハウス、コンドミニアムの大家は新たな登録制度に対しての義務があり、外国人滞在開始後24時間以内に警察に報告しなければならない。目的は外国人の滞在中の安全を保証するためである」と述べた。
2019年の内務省の報告によると、調査を行った18万2673人のうち8万1864人が不法滞在であり、大部分がベトナム人であった。同年2月の移民局の報告によると、2017年8月から現在までに7066件の偽造書類による入国が確認されている。