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内務省は6日、海外からの資金を受け取ろうとする者に対して、自身の銀行口座を利用するといった仲介行為を行わないよう国民に注意喚起した。クメールタイムズ紙が報じた。
内務省は、「加害者は、海外から送金した資金を引き出すためにATMカードを貸すよう依頼し、その見返りとして手数料を払うかもしれない。しかし、詐欺や脱税などの犯罪で得られた資金を受け取るために、あなたの銀行口座が使用される可能性がある」と声明を出し、意図せずともマネーロンダリングに関与した場合には犯罪となると警告した。
同省によれば、過去6か月間に約1000万ドルがマネーロンダリングを目的にカンボジアに流入しているという。
フン・セン首相は5日、「マネーロンダリング行為と戦うために、政府関係者は国内外すべての利害関係者と協力しなければならない」と述べている。