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  • 社会
  • 2019年3月4日
  • カンボジアニュース

工場の郊外移転の方針を見直し プノンペン都庁[社会]

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(c)Phnom Penh Post

 プノンペン都庁は工場の郊外移転に関する方針を一部見直し、対象を新規工場のみとする方針に変更した。プノンペンポスト紙が報じた。

 都庁は2月26日、「2021年に完成予定の第3環状道路に沿って工場は移転する必要がある」と発表したことについて、カンボジア縫製業協会(GMAC)はプノンペン都庁と議論していた。

 この結果、都庁は27日、「新しく工場を建設する場合に適用される制限であるとし、既存の工場や倉庫は移転の必要がない」と発表した。また、将来的には配送用の大型トラックが首都中心部に入ることを禁じる予定であることを新たに周知した。

 今後は、禁止となる車両のタイプや、対象となる道路や時間帯を決定するために、関係者を交えて協議するという。

 GMACの事務局長は、「郊外への移転は既存の工場にとって大きな課題をもたらすが、長期的視点でみると、港への輸送の効率化や、衣服労働者の住環境の改善など良い部分もある。協会として新しく工場を設立する会社には奨励していきたい」と述べた。

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