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電子決済プラットフォーム、パイペイ(Pi Pay)は、公共料金の支払いについて公共事業運輸省と覚書に署名した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省のスン・チャントール大臣とパイペイのトーマス・ポコルニーCEOは、車検や車両登録、運転免許の申請、水上タクシーのチケット購入など、手数料や公共料金をキャッシュレスによる支払いを可能とする覚書に署名した。
昨年6月にローンチされたパイペイは、プノンペンやシェムリアップを中心に約2000のパートナーと契約しており、25万人以上がアプリをダウンロードしている。今後は、シアヌークビルとバッタンバン州に拡大し、今年末までに40万人のユーザーアクセスを目指しているという。
スン大臣は、「政府は、常に業界をリードする企業とのパートナーシップを模索している。キャッシュレス化について、同様の取決めが、ウィング、リーホーヴェルイ、スマートルイなどの送金サービス提供会社と共同で進められている。今日の覚書は、輸送サービスの利便性、迅速性、効率性をさらに向上させるだろう。また、パイペイが拡大し、カンボジアが国際的なアプリ開発ができることを世界に示したいと思う」と話す。
ポコルニーCEOは、「同契約は、キャッシュレス利用を促進する大きな一歩となる。コストに関しても、可能な限り無償でのサービス提供を目指している」と述べた。