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経済財務省の関係者は12月7日、「カンボジアで増加しているオンラインギャンブルに対し、政府の監視下に置く計画が進行中だ」とクメール・タイムズに語った。
同省金融局副局長は、「我々は、スマートフォンを使用して入金手続きさせるなど、様々な方法でギャンブルを行ってことを認識している。これらを政府が監視することは難しいが、法律ではライセンスを取得していないギャンブルや、カンボジア人の賭博は認めていない」と述べ、「わが省の技術チームは、他国からオンラインギャンブルの監視方法を学んでいる最中だ」と付け加えた。
2009年、政府はライセンスを有する唯一のブックメーカー「カンボシックス」を、顧客のほとんどがカンボジア人だったことを理由に営業停止にした。
また、今年9月には、経済財政省と内務省は、すべてのオンラインギャンブルを取締る共同声明を発表し、当局関係者は、「ライセンスを持たないオンラインギャンブルは禁止されており、地方自治体に取り締まりを促す」と述べた。
カンボジアにはライセンスを取得したカジノが77あり、そのうち65が動いている。経済財政省の報告によると、今年最初の9ヶ月間のカジノの税収は全体で3740万ドル、プノンペンのナガワールドは約1600百万ドルで、そのうち43%を占めている。