(c)Khmer Times
カンボジア公共事業運輸省は、国道6号線沿いに違法改造車両を取り締まる検問所を設置したことを、フェイスブックの投稿で明らかにした。
同省の投稿によれば、移動監査チームが過積載や違法改造の疑われる車両を取り締まるため、コンポンチュナム州に配置された。こうした違反車両により、年に1億ドルの損失が生まれていると推測されている。
今年8月に同省は、9月9日までに改造部分を元に戻すよう、トラック車両の所有者に伝達している。
こうした政府努力の一方で、NPO団体ANSAの事務局長サン・チェイ氏は、「今回の取り組みには、継続可能性があるように思えない。高い燃料費や、不当に料金を徴収する通行検問所の存在など、必要性に駆られて違法に改造している場合がほとんどだ。法の順守を業界に求めるならば、経済財政省や内務省と協働し、より多くの課題を解決する必要がある」と語った。
また同氏は、多くのトラック車両所有者が、違法改造を禁じる新規制の存在を知らない可能性も指摘した。