- 日系企業に対して、「成長できる」と考えている人が最多の結果となった。日本人を「優しい」と思っている人(22.8%)より、「厳しい」と考えている人が多く(38.6%)、給料が「安い」と思っている人も多い(45.6%)。
「日本人は時間を守ることとまじめに働くことが大好きです」(21歳男性)、「時間に厳しくまじめに働く。大好きです」(22歳女性)と、時間に関するコメントも多く見られた。また、「やさしい日本人がいます。ケチな日本人がいます」(23歳男性)というコメントもあった。
- ビジネスマナーを学んだという意見が最も多く、「考え方と時間を守ることを教えてもらいました」(年齢不明男性)、「日本人からたくさんの経験をもらいました」(年齢不明女性)など、仕事から学んだことに対するコメントが目立った。また、日本語人材ならではの、「仕事で毎日日本語を話すことができます」(24歳女性)というコメントや、「整理整頓ができるようになりました」(22歳女性)という日本人の几帳面さを表すコメントもあった。
- 「日本人とコミュニケ―ションがとりにくい」という意見が最も多く(47.4%)、「日本人の感覚とカンボジア人の感覚が同じじゃない」(20歳女性)、「仕事をしているとはやくはやくと言う」(27歳女性)という感覚に対するコメントや、「日本人の話し方はとても速いです」(24歳女性)、という日本語の難しさに対するコメントも目立った。また、「ある日本人は毎日あっているのに、ぜんぜん笑顔を出しません」(20歳男性)コメントもあった。
- 「知っている」が圧倒的に多い結果となった。名前を知っていても、日本人の発音が聞き取りにくく電話で名乗っても理解が難しいこともある様子。就職したら通常は社長の名前は覚えるが、苗字と名前の区別は難しいとのことだった。
日系企業へのメッセージ
日系企業へのメッセージとしては、「いい給料がほしいです」(15名)が最多。次いで、「カンボジア人の考え方を分かってほしいです」(7名)。また、「残業しません」(27歳女性)、「厳しくしないでください」(24歳男性)という意見や、「文化と考え方が違うから、一緒に働く前にスタッフと日本人と働き方を研修させたらよかったと思う」(22歳女性)、「どんどんカンボジアに来てください。私たちは頑張ってしごとをします」(22歳男性)というコメントもあった。