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第11回世界貿易機構(WTO)会議に向けて開催された、アジア太平洋・カリブ海首脳会議の開会式でパン・ソラサック商業大臣は、国際市場における競争が激化していることを踏まえて、より有益な貿易条件を達成するための協力を、フランコフォニー国際組織機構(OIF)の先進国に強く要請した。
パン商業大臣は、「OIFは、貿易の障壁を排除するだけでなく、貿易の調和を維持するために介入すべきである。カンボジアは2月の協議から貿易に関して、OIFの後発開発途上国と協同してきた。我々は世界貿易機構会議で先進国に対し、後発開発途上国への関税非課税の実現を提供するよう促す」と述べた。
OIFの代表であるアンリ・モンソー(Henri Monceau)氏は、「OIFは世界の技術開発、そしてすべてのステークホルダーの参加を望んでいる」と語った。
パン商業大臣によると、2004年10月にWTOに加盟して以来カンボジアは多くの貿易利益を得ており、2016年時点で貿易額は300億ドルに達したという。