(c)The Cambodia Daily
カンボジアでの選挙人名簿登録期間が11月30日に終了した。国家選挙管理委員会(NEC)によると、選挙権をもつ国民の81%が登録を完了したと見られる。
NECの広報担当によれば、登録期間の3ヶ月で苦情は97件あり、そのほとんどは登録手続きに関するものだった。
同広報担当は、「ほとんどは、居住に関する十分な証明書が無いなどの理由で登録を拒否した件についての苦情で、7件を除いて全て解決済みだ」と述べた。
一方で監視員らは、兵士のグループが居住地でも駐留地でもない場所で登録をするなどの問題を指摘する。また、野党・救国党は、国外への出稼ぎ労働者が帰国して選挙人登録を行うことは難しいこと、またもし帰国したとしても書類不備で受け付けられなかったという問題も指摘した。
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