カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 政治
  • 2016年9月7日
  • カンボジアニュース

自動化ゲートウェイトランジット(AGT)システムの開発に8億ドルの予算が必要―公共事業交通相[政治]

 9月5日、公共事業運輸省スン・チャントール大臣は、運輸部門の技術協力セミナーで、「自動化ゲートウェイトランジット(AGT)システムを開発するため、8億ドルの予算が必要だ」と述べ、「JICAが実施したAGTプロジェクトの実現可能性調査は既に完了しており、民間企業への委託や助成金などさらに学ぶ要がある」と付け加えた。クメールタイムズ紙が報じた。

 AGTは、時速60キロで最大30人の乗客を運べる電動大量輸送システムで、狭い場所でも運転が可能なため、市内の小道でも簡単に操縦することができる。

 大臣は、AGTがプノンペン国際空港と市内中心部を結ぶことに触れ、「プノンペンのオートバイや車の数は、人と共に増加しており、外国人観光客数の増加は、大量輸送システムを必要とする。アジア大会がプノンペンで開催される2023年には必要となるだろう」と述べた。

 公共事業運輸省によると、昨年車両登録があったのは300万台、うち50万台は車やトラックで、250万台はオートバイだった。

関連記事
社会
中国投資のプノンペン-シアヌークビル高速道路、利用者数が1000万人を突破[社会]
(11月04日)
経済
カンボジア、9か月で52.8億ドルの投資を獲得 – 25万人以上の雇用創出規模[経済]
(10月09日)
政治
カンボジア政府、運河プロジェクトの影響を発表 – 1万1525人に影響も補償の具体策に課題
(10月03日)
経済
中国、カンボジアと周辺国を結ぶ高速鉄道インフラの開発に4134万ドルを提供[経済]
(08月15日)
経済
プノンペン-シェムリアップ高速道路の実現可能性調査がまもなく開始[経済]
(03月30日)
社会
トラックの4分の1が過積載 カンボジア[社会]
(10月07日)
あわせて読みたい
特集
スン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣が語る、カンボジアの努力と発展の可能性
特集
カンボジア 水ビジネス最前線
注目
カンボジア全国技能大会にて、技能五輪金メダリストによる電工デモを初めて実施!
業界
役割と責任の明確化が必要 [人材・コンサル] 大西 義史 (1/2)
業界
役割と責任の明確化が必要[人材・コンサル] 大西 義史 (2/2)
政治の最新ニュースランキング
最新ニュース