カンボジアのカンダール州にあるインドシナアパレル社で働いていた女性たち84人が失神などの被害を受けた。マニラタイムズ紙が報じた。
警察によると、84人の女性労働者が頭痛や吐き気、呼吸困難、不安発作、喪失までの範囲の症状を患っているという。
工場外のパイプの溶接部分からの発生した煙が屋内に入ってきたことが原因とみられている。
手当にあたった病院の院長によると、「一部の労働者は経過観察が必要」と述べ、「彼らは酸素の欠乏または悪臭のために気絶したと思う」と付け加えた。
労働職業訓練省は3月初旬に発表した年次報告書によると、2018年は10の工場で1825人が失神し、そのうち3人を除く全員が女性だったという。