フン・セン首相は、建設現場で中国人労働者を雇用している中国企業に対し、カンボジアに人材が不足していたためそうしていると擁護した。クメールタイムズ紙が報じた。
首相は、「カンボジアでは熟練労働者が不足していたために、一部の企業や外国人投資家が自身の技術者や労働者をプロジェクトに連れてきている。中国人がカンボジアに今後も住む訳ではないので心配はいらない。彼らは仕事が終われば賃金を自国へ持って帰るだけだ。カンボジアが十分な人的資源を供給できるならば、中国企業は自国からより多くの労働者を連れて行くことはない」と語った。
カンボジアの橋や高層ビルを建設する中国企業には、十分な労働者が確保できないという理由で、中国から多くの中国人が連れて働かせてている。