(c)Phnom Penh Post
カンボジア国家選挙委員会(NEC)は、工場所有者や雇用主は労働者に対して投票のための適切な休暇を与えるよう奨励した。しかし労働職業訓練省は、投票日が日曜日であることを理由に拒否している。プノンペンポスト紙が報じた。
5月23日、複数の労働組合は、地方から出稼ぎに来ている工場労働者に対し、3日間の休暇要請について書簡を送っており、カンボジアアパレル労働者連合の会長は「プノンペンとコンポンスプー州で働く人々は投票が可能だが、プノンペンから100キロ以上離れた地方では不可能だ」と話す。
野党である救国党の広報官は、「労働職業訓練省は3日間の休暇命令を出すべきだ」と述べたが、労働職業訓練省の広報官は、「6月4日は日曜日で、休日である」とこの提案を拒否。しかし、職場が遠い有権者や日曜に働く人々についてのコメントを控えた。
カンボジア縫製業協会の副会長は、「政府が企業運営や機能を妨げることはできず、休暇取得について強制されることはない」と話す。