日本政府は、カンボジアの三つの州で行われる病院建設と、カンボジアの障害を持つ若者へのIT教育の支援のために、およそ35万ドルの無償援助協力を提供する。チャンネル・ニュース・アジアが報じた。
カンダール州の障害を持つ若者にIT教育を中心に職業訓練を提供するボランティア団体のチェアマンは、「身体障害のある若いカンボジア人のためのIT教育の機会を増やすことは大きな価値があり、支援を受けるカンボジア障害学生は大変喜ぶだろう。草の根技術協力事業には感謝している」と語った。
草の根技術協力事業は、貧困に苦しむ人々の地域社会での自立を支援するために1991年からカンボジアでスタートした。
コンポントム州の保健当局はこの援助で同州にある病院の緊急病棟の建設をするとし、「新しく建つ緊急病棟により、患者へ緊急治療を効果的に提供できる。これは彼らの健康リスクと死亡率の減少につながる」と述べた。